0〜2歳 発達サイン辞典
月齢・年齢ごとに「粗大運動・微細運動・ことば・社会性・保育での関わり・遊びのヒント」をまとめました。
下のタブから気になる月齢・年齢帯を選んでご覧ください。印刷すると、全月齢分が一覧で出力されます。
0〜2か月ごろ
粗大運動
いま出やすい姿
- 仰向けで手足をバタバタと動かす。
- うつぶせにすると一瞬だけ頭を持ち上げようとする姿が見られる。
- 驚きや音への反応として、全身をピクっと動かすことがある。
これから出てきやすい姿
- うつぶせの姿勢で、首を少しずつ安定して持ち上げられるようになる。
- 体の動きがなめらかになり、左右に向きを変えようとする姿が出てくる。
微細運動
いま出やすい姿
- 手をぎゅっと握ったり開いたりする「握り反射」が見られる。
- 自分の手を口元に持っていき、口で確かめようとする。
これから出てきやすい姿
- 大人の指を握るだけでなく、自分から触れようとする動きが増えてくる。
- 目で追ったものに手を伸ばそうとする様子が見られるようになる。
言語・コミュニケーション
いま出やすい姿
- 泣くことが主な意思表示で、お腹がすいた・眠い・不快などを泣き方で伝えている。
- 大人の声や音に反応して、動きが止まったり、目を向けたりする。
これから出てきやすい姿
- 「あー」「うー」などの声を出すことが少しずつ増えていく。
- 顔を近づけて話しかけると、じっと見つめ返す時間が長くなる。
社会性・情緒
いま出やすい姿
- 抱っこされると安心して泣き止むことが多い。
- 眠い・不快などで泣きが強くなるが、大人の関わりで落ち着いていく。
これから出てきやすい姿
- 安心できる抱かれ方や声かけに対して、表情がやわらぐ様子が見られる。
保育での関わりのポイント
- 抱き方・声かけ・触れ方をゆっくりと丁寧に行い、安心できる経験を重ねる。
- 泣くことを「要求のサイン」と受け止め、その都度応じながら信頼関係を築いていく。
遊びのヒント
- 穏やかな声かけやわらべうた、ゆっくりとした揺れ遊び。
- 視線の動きに合わせて、コントラストがはっきりした玩具を少し動かしてみる。
この月齢の子に人気の遊び例
- 抱っこでゆらゆらしながら、わらべうたを歌う。
- 顔を近づけて、「いないいない…ばあ」の前段階として表情を変えてみせる。
- 白黒カードやはっきりした模様を、ゆっくり左右に動かして見せる。
※ あくまで目安であり、発達には個人差があります。
「できる・できない」ではなく、その子なりのペースや心地よさを大切に見守ってください。
3〜5か月ごろ
粗大運動
いま出やすい姿
- うつぶせで頭をしっかり持ち上げ、周りを見回す姿が見られる。
- 仰向けで手足をよく動かし、キックするような動きが増える。
これから出てきやすい姿
- 体を横向きにして、寝返りにつながる動きが出てくる。
- 支えてもらいながら座る姿勢を楽しむようになる。
微細運動
いま出やすい姿
- 自分の手をじっと見つめたり、両手を合わせて遊ぶ姿が見られる。
- ぶら下がっている玩具に手を伸ばして触れようとする。
これから出てきやすい姿
- 片手で物を持ち、口に運んで確かめる動きが増える。
- 握っていたものを意図的に放すような動きが見られる。
言語・コミュニケーション
いま出やすい姿
- 「あー」「うー」などの喃語が増え、声を出すことを楽しむ。
- 大人の声に笑顔で応えたり、声を返すような姿が見られる。
これから出てきやすい姿
- 笑い声がはっきりとしてきて、くすぐられると声を出して笑う。
- 話しかけられるとさらに声を出して応じようとする。
社会性・情緒
いま出やすい姿
- 顔を見て微笑み返す「社会的微笑」が増える。
- 大人の表情をよく見て、うれしい・楽しい雰囲気を共有しようとする。
これから出てきやすい姿
- 安心できる大人とそうでない人の違いが少しずつ出てくる。
保育での関わりのポイント
- 顔を近づけて語りかけ、やりとりの楽しさを重ねていく。
- うつぶせや抱っこなど姿勢を変えながら、無理のない範囲で景色の変化を楽しめるようにする。
遊びのヒント
- ガラガラや布、ぶら下がり玩具など、手を伸ばして触れられるものを用意する。
- 背中を支えながら、ひざの上でリズム遊びやわらべうたを楽しむ。
この月齢の子に人気の遊び例
- カシャカシャ音の出る布やビニールを触って音と感触を楽しむ。
- モビールや吊り玩具を手の届く位置に下げて、当たる・触る遊び。
- 大人が顔を左右に動かしながら話しかけ、「目で追う」遊びを楽しむ。
※ その子の体調や様子に合わせ、長時間になりすぎないよう配慮しましょう。
6〜8か月ごろ
粗大運動
いま出やすい姿
- 寝返りができるようになり、仰向けとうつぶせを自分で行き来する姿が見られる。
- うつぶせで胸をしっかり持ち上げ、手を前につく姿勢を保てるようになる。
- 支えがあれば座る姿勢を保ち、周りを見渡して遊ぶ。
これから出てきやすい姿
- ずりばいやハイハイにつながる、前後への移動の動きが出てくる。
- 座位が安定し、手を自由に使って遊べる時間が増える。
微細運動
いま出やすい姿
- 両手で物を持ち替えたり、打ち合わせたりして遊ぶ。
- 小さな物を指でつまもうとする姿が見られ始める。
これから出てきやすい姿
- 親指と人差し指でつまむ「つまみ動作」が育ってくる。
- 容器に入れる・出すなどの操作遊びにつながる動きが出てくる。
言語・コミュニケーション
いま出やすい姿
- 「ばばば」「ままま」など、同じ音をくり返す喃語が増える。
- 呼びかけや名前に反応して、振り向いたり笑顔を見せたりする。
これから出てきやすい姿
- 「いないいないばあ」などの簡単なやりとり遊びを喜ぶようになる。
- 大人の抑揚のある声かけや歌に、声を出して応えようとする。
社会性・情緒
いま出やすい姿
- 慣れた人には笑顔を見せ、はじめての人には緊張した表情になることがある。
- 安心できる大人のそばで、周りの様子をじっと見ていることが増える。
これから出てきやすい姿
- 人見知りや場所見知りが見られることがある。
- 大人の表情を見て、自分も笑ったり驚いたりする姿が増えてくる。
保育での関わりのポイント
- 安心できる大人を「基地」として、そこから周りの世界を知っていけるようにする。
- ずりばい・寝返りなどの動きを妨げないよう、床環境を広く確保する。
遊びのヒント
- 布やボール、積み木など、手や体をたくさん使える玩具を用意する。
- 「いないいないばあ」やわらべうたなど、くり返しのやりとり遊びを楽しむ。
この月齢の子に人気の遊び例
- 布を顔にかぶせて「いないいないばあ」をする。
- ずりばいで届きそうな位置に玩具を置き、少しずつ距離を変えていく探索遊び。
- 座位でのボール転がし(保育者→子ども→保育者)。
※ 動きが活発になる時期なので、安全なスペースの確保とこまめな見守りが大切です。
9〜11か月ごろ
粗大運動
いま出やすい姿
- ハイハイや高ばいで自由に移動する姿が見られる。
- つかまり立ちをして、立つ姿勢から周りを見渡すことを楽しむ。
- つかまり立ちからしゃがむ・立ち直るなど、姿勢の切り替えが増えてくる。
これから出てきやすい姿
- 家具などにつかまりながら、伝い歩きを始める。
- 大人の手を持って数歩歩く姿が見られるようになる。
微細運動
いま出やすい姿
- つまみ動作が上達し、小さなものを指先でつまんで遊ぶ。
- 積み木を重ねて倒す、容器に入れる・出すなどの繰り返し遊びを楽しむ。
これから出てきやすい姿
- 「入れる・出す」遊びがより意図的になり、何度も確かめるような姿が見られる。
- 指先を使った細かい操作が増え、ボタンやスイッチにも興味を示す。
言語・コミュニケーション
いま出やすい姿
- 自分の名前を呼ばれると振り向いたり、手を挙げたりして応える姿が見られる。
- 指さしで「見て」「あれがほしい」などを伝えようとする。
これから出てきやすい姿
- 「ちょうだい」「バイバイ」などの簡単な言葉や身振りの意味を理解して動く。
- 身近なものの名前を聞いて、視線を向けたり指さしたりする。
社会性・情緒
いま出やすい姿
- 安心できる大人から離れて遊びに行き、また戻ってくる行動が増える。
- 人見知りや後追いが強くなることがある。
これから出てきやすい姿
- 他児の遊びに興味をもち、近くに寄って見たり、同じ玩具を触ろうとしたりする。
保育での関わりのポイント
- 後追いや人見知りも「安心できる人がいる」というサインとして受け止める。
- ハイハイ・伝い歩きを存分に楽しめるよう、安全なスペースづくりを行う。
遊びのヒント
- トンネル・段差・マットなど、全身を使った探索遊び。
- 入れ物とブロック、ボールなどを使った「入れる・出す」「落とす」遊び。
この月齢の子に人気の遊び例
- 大きめの箱やトンネルを使った「くぐる」「出入りする」遊び。
- 音の出る容器(マラカス、ペットボトルシャカシャカ)を振って楽しむ。
- 高ばい・ハイハイでマットや小さな段差を越えるサーキット遊び。
※ 動きがどんどん広がる時期です。安全面に配慮しながら、たくさん動ける環境を整えましょう。
12か月ごろ
粗大運動
いま出やすい姿
- ひとり立ちをしたり、数歩歩いたりと、歩行の始まりが見られることがある。
- 伝い歩きが上手になり、行きたい場所へ自分で移動する。
これから出てきやすい姿
- 歩ける距離が少しずつ伸び、転んでも自分で立ち上がる力がついてくる。
- 段差の上り下りやしゃがむ動作など、姿勢の変化がスムーズになってくる。
微細運動
いま出やすい姿
- つまんだり握ったりする力がつき、玩具を意図的に操作する姿が増える。
- 絵本のページをめくる、積み木を重ねるなどの遊びを楽しむ。
これから出てきやすい姿
- スプーンやコップを自分で持ち、食事や水分補給に挑戦する姿が増える。
- なぐり書きや紙を破るなど、手先の感触遊びを楽しむようになる。
言語・コミュニケーション
いま出やすい姿
- 「ママ」「パパ」「ワンワン」など意味のある言葉が少しずつ出始めることがある。
- 身近なものの名前に反応し、指さしや視線で示す。
これから出てきやすい姿
- 「ちょうだい」「どうぞ」といったやり取りを言葉や身振りで楽しむ。
- 大人の言葉をまねしながら、自分なりの発音で表現しようとする姿が増える。
社会性・情緒
いま出やすい姿
- 安心できる大人を確かめながら、離れて探索に向かう行動が増える。
- できることが増えることがうれしくて、「見てほしい」という様子で大人を振り返る。
これから出てきやすい姿
- 他児のおもちゃに興味を持ち、近づいていく姿が見られるようになる。
保育での関わりのポイント
- 新しくできたことに気づき、「できたね」と共感を込めて言葉にしていく。
- 歩行の有無にかかわらず、その子のペースで移動や探索を楽しめるようにする。
遊びのヒント
- 押し車、手押し玩具など、歩く意欲を支える遊具を用意する。
- 積み木・型はめ・簡単な絵本など、じっくり向き合える玩具を取り入れる。
この月齢の子に人気の遊び例
- 押し車を押して歩き、「いっしょにおさんぽ」ごっこ。
- 大型ブロックやソフト積み木を積んで倒す遊び。
- 大人と一緒にページをめくる絵本タイム。(繰り返しフレーズのある絵本)
※ 歩行の早い遅いには大きな個人差があります。周りと比べすぎず、その子なりの育ちを見守りましょう。
1歳1か月〜1歳5か月ごろ
粗大運動
いま出やすい姿
- つかまり立ちから手放しで立つ時間が少しずつ長くなる。
- よちよち歩きが安定してきて、転んでも自分で立ち直ろうとする姿が見られる。
- 保育者の手を引いて歩いたり、自分から行きたい場所へ向かおうとする姿が増える。
これから出てきやすい姿
- 自分で方向転換して歩く、後ろ向きに下がるなど、動きにバリエーションが出てくる。
- 低い段差をまたぐ、座る・立つをくり返すなど、姿勢の切り替えを楽しむ。
- ボールを押す・転がす・追いかけるなど、簡単なボール遊びを楽しむ姿が増える。
微細運動
いま出やすい姿
- 指先を使って小さな物をつまむ動作が上手になってくる。
- 容器に物を入れる・出すなど、繰り返しの操作を楽しむ姿が多くなる。
- ペットボトルのキャップやブロックなど、「合わせる・はめる」動きを試そうとする。
これから出てきやすい姿
- クレヨンでのなぐり描きが増え、色やあとを残すことを楽しむ。
- 積み木を2〜3個重ねて積む姿が見られるようになる。
- スプーンを自分で持って食べようとする時間が少しずつ増えてくる。
言語・コミュニケーション
いま出やすい姿
- 「ブーブー」「ワンワン」など身近なものを音や擬音語で表現することが増える。
- 名前を呼ばれると振り向く、指さしや身振りで気持ちを伝えようとする姿が見られる。
これから出てきやすい姿
- 「ちょうだい」「どうぞ」など、簡単なやりとり言葉への理解と表現が少しずつ育ってくる。
- 大人の言葉や音をまねして話そうとする姿が増えてくる。
社会性・情緒
いま出やすい姿
- 大人の表情や様子をよく見て、安心できるかどうかを感じ取っている。
- 思いが強いときには、泣く・床に座り込むなど、全身で気持ちを表現する姿が見られる。
これから出てきやすい姿
- 他児の遊びをじっと見たり、近くで同じ遊びをする「並行遊び」が増えてくる。
- 安心できる大人を基地にしながら、探索範囲を広げていく様子が見られる。
保育での関わりのポイント
- 歩行の発達差が大きい時期のため、一人ひとりのペースに合わせて安全な環境を整える。
- 感情表現が豊かになる時期なので、まずは気持ちを受け止め、言葉を添えていくことを大切にする。
- 無理に「やらせる」のではなく、興味を示した瞬間を見逃さず、一緒にやってみる経験につなげていく。
遊びのヒント
- 低い段差やマットを使ったのぼりおり、坂道歩きなど、全身を使った遊びを取り入れる。
- ポットン落としや大きめのビーズ入れなど、入れる・出す遊びをじっくり楽しめる玩具を用意する。
- 並行遊びがしやすいように、スペースにゆとりをもたせ、同じ遊びを複数用意しておく。
この月齢の子に人気の遊び例
- 大きめボールを転がして追いかけるシンプルなボール遊び。
- ポットン落としや大きなビーズを入れる・出す遊び。
- 保育者のまねをして、手遊びや簡単なダンスをするリズム遊び。
※ あくまで目安であり、発達には個人差があります。
「できる・できない」だけで判断せず、その子なりのペースや心地よさを大切に見守ってください。
気になる点が続く場合は、専門機関やかかりつけ医などにご相談ください。
1歳6か月〜1歳11か月ごろ
粗大運動
いま出やすい姿
- 走る・止まる・向きを変えるなど、動きがよりダイナミックになってくる。
- 保育者のまねをして、その場ジャンプのような動きを試そうとする姿が見られる。
- ボールを前に投げる・蹴るなど、簡単なボール遊びを楽しむ姿が増える。
これから出てきやすい姿
- 階段の昇り降りを、大人の手や手すりを使いながら自分で行おうとする。
- 走る速さを変えたり、目印を避けたりするなど、動きのコントロールが少しずつ身についてくる。
微細運動
いま出やすい姿
- 大きめの積み木を3〜5個ほど重ねて積むことができる。
- クレヨンで円や往復線をなぐり描きする姿が増える。
- スプーンを使って自分で食べようとする時間が増え、こぼしながらも意欲的に取り組む。
これから出てきやすい姿
- 簡単なパズルや形合わせ、大きさ比べなどに興味を示し、繰り返し遊ぼうとする。
- シール貼りに関心をもち、決まった位置を意識しながら貼ろうとする姿が見られる。
言語・コミュニケーション
いま出やすい姿
- 意味のある単語が増え、「もっと」「ない」「ブーブー」など生活に関わることばを使うようになる。
- 指さしとことばを組み合わせて気持ちを伝えようとする姿が見られる。
これから出てきやすい姿
- 「ワンワン いた」「もっと ちょうだい」など、二語文が自然と増えてくる。
- 大人や友だちの言葉をまねし、自分なりの表現で話そうとする姿が増える。
社会性・情緒
いま出やすい姿
- 自己主張が強くなり、「自分で!」の気持ちが育ってくる。
- 思いが伝わらないと泣く・怒るなど、感情の起伏が大きくなることがある。
これから出てきやすい姿
- 友だちの遊びに興味を持ち、そばでまねしたり一緒に遊ぼうとする姿が増えてくる。
- ごっこ遊びの芽が見られ、大人の行動やセリフを模倣する場面が増えてくる。
保育での関わりのポイント
- 強く主張する姿にはまず気持ちを受け止め、「やりたかったね」と共感を伝える。
- 「どっちにする?」など選択できる環境をつくり、主体性を育む。
- 切り替えが難しいときには、あと何回・あと何分など見通しを持てる声かけを行う。
遊びのヒント
- ボール遊び、マット遊び、坂道など、動きのバリエーションが生まれる環境を整える。
- ままごとやお世話遊びなど、ごっこ遊びの入り口となる遊びを用意する。
- シール貼りや簡単なパズル、積み木など集中して取り組める活動を取り入れる。
この月齢の子に人気の遊び例
- 坂道マットやトンネルを組み合わせた簡単サーキット遊び。
- おままごと・お世話人形での「どうぞ」「どうしたの?」ごっこ遊び。
- シール貼りやスタンプ遊びなど、集中して取り組める製作あそび。
※ あくまで目安であり、発達には個人差があります。
「できる・できない」だけで判断せず、その子なりのペースや心地よさを大切に見守ってください。
気になる点が続く場合は、専門機関やかかりつけ医などにご相談ください。
2歳〜2歳11か月ごろ
粗大運動
いま出やすい姿
- 走る・止まる・向きを変えるなど、全身の動きがよりスムーズで機敏になってくる。
- ジャンプ・片足立ちなど、バランスを使う動きが増える。
- 階段を交互に昇ろうとするなど、足の力と調整力が育ってくる。
これから出てきやすい姿
- 簡単なルール(順番こ・ラインの上を歩くなど)を理解し、運動遊びを楽しめるようになる。
- 三輪車やバイク遊びなど、脚力を使う遊具に挑戦しやすくなる。
微細運動
いま出やすい姿
- 丸や線を描き分けたり、簡単な形を意識して描こうとする。
- パズルや型はめの難易度が上がり、達成感を感じる経験が増える。
- 食具の扱いが安定し、自分で食事を進める姿が多くなる。
これから出てきやすい姿
- ハサミを使い、大人と一緒なら短い直線を切ることができるようになる。
- ブロックや積み木で、イメージしたもの(家・車など)を作ろうとする姿が増える。
言語・コミュニケーション
いま出やすい姿
- 二語文〜三語文が増え、「○○ちゃん もう行く」「これ したい から」など理由を言葉で伝える姿が見られる。
- 大人や友だちの会話を模倣し、自分の言葉に取り入れて楽しむ。
これから出てきやすい姿
- 過去や未来のことも少しずつ言葉で伝えようとする。
- 簡単な物語や出来事を、自分の言葉で説明しようとする姿が増える。
社会性・情緒
いま出やすい姿
- 「貸して」「どうぞ」などの簡単なやり取りが少しずつ成立し始める。
- 気持ちが高まると衝動的に手が出ることがあり、葛藤の大きい時期でもある。
これから出てきやすい姿
- 友だちの気持ちに気づき、泣いている子を心配するなど共感的な姿が見られる。
- 順番こや交代など、簡単なルールを理解し、遊びの中で守ろうとする姿が増える。
保育での関わりのポイント
- 自己主張が強い時期のため、「イヤ」という気持ちを否定せず、一度受け止めて気持ちを整理する手助けをする。
- トラブル時は誰かを責めるのではなく、それぞれの気持ちを代弁し、落ち着いてから簡単なルールを伝える。
- 自分でやりたい気持ちと、助けてほしい気持ちが混在する時期なので、「できないときは言ってね」と安心感を伝える。
遊びのヒント
- 三輪車・一本橋・トンネル・マットなどを組み合わせた運動サーキット。
- ままごと・ごっこ遊びのコーナーを充実させ、やり取り遊びを広げる。
- パズル・ブロック・制作活動(ちぎり貼り、スタンプ、ハサミの導入など)を通して集中して楽しめる時間を作る。
この月齢の子に人気の遊び例
- 簡単な鬼ごっこや「止まる・動く」遊び(だるまさんが転んだの前段階)。
- ごっこ遊び(お店屋さんごっこ、動物になりきる遊びなど)。
- クレヨン・スタンプ・ちぎり貼りを組み合わせた自由制作あそび。
※ あくまで目安であり、発達には個人差があります。
「できる・できない」だけで判断せず、その子らしいペースを大切に見守ってください。
気になる点が続く場合は、専門機関やかかりつけ医などにご相談ください。
